カラスのくちばし
ハシブトカラスのくちばしは、5~7センチはあるそうです。
しかも先端は鋭くとがっています。
一見、カラスが怖そうに見えるのはこのくちばしのせいかもしれません。
実際、カラスのくちばしの威力は相当なものだそうです。
ニワトリなどの鳥のヒナの頭をもぎとるなんてことはゆうにできます。
また、破壊力だけではなく器用さも同時に兼ね備えているのがカラスのすごいところです。
カラスはクチバシで器用にヒモの結び目をほどくことができるそうです。もちろん、はじめからすぐにできたわけではないでしょうが、カラスは観察力と学習能力に長けています。
何度も繰り返しヒモを引っ張ったりするうちに覚えてしまうようです。
しかも一度覚えたことは忘れないという記憶力もあります。
人間の手の様な役割を持つカラスのくちばし。
しかも人間の手をはるかに上回る破壊力を持っています。
カラスが襲ってきた時は、クチバシにも要注意ですね。
参考図書:カラス(著:杉田昭栄)
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