カラスは言葉を持っている?
カラスは言葉を持っていてコミュニケーションを行っているのでしょうか?
私が調べたところ、可能性がないとはいえないそうです。
たしかに観察しているとよく仲間と鳴き交わしている光景を見かけます。
カラスは鳴き声にいくつものパターンをもっているそうです。
しぐさと鳴き声の一致から分析できた鳴き声が大まかにみて5つあるそうなのでご紹介します。
①飛翔コール
②エサねだり
③第一警戒
④警戒
⑤威嚇
①の飛翔コールとは、ふつうに飛びながらカアーカアーと鳴いている声です。のどかそうな雰囲気の時ですね。イメージとしては童謡のカラスでしょうか。
②のエサねだりは、ヒナの鳴き声です。
一聞してもわかるカラスなりの甘ったるい、やや高い声がこれにあたるそうです。
③~⑤の第一警戒~威嚇に関しては、緊張感が高まった声です。
また、警戒音に含まれる高い音域成分は、声紋でみると複雑な声の成分が混じって濁った声に聞こえるそうです。
警戒心が強まるに伴って鳴き声の繰り返しも多く間隔も短くなっていきます。
鳥の鳴き声は、飛翔コールから求愛、警戒、攻撃、エサねだり、テリトリー誇示など22種類に分類されていますが、カラスはまだ未知の部分が多く解明には至っていないそうです。
ですが、カラスの様子を見てみると言葉をもっており、人間のようにコミュニケーションをおこなっているのではないかと個人的には思ってしまいます。
参考図書:カラス(著:杉田昭栄)
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