カラスの貯食行動
カラスはじゅうぶんに食事を摂ると余った分を貯めておく習性があるようです。
これを『貯食』といいます。
余った食事は、色々な場所に隠します。 その数、数十カ所以上といわれてますがカラスは隠した場所をきちんと覚えていて後で取りに行きます。
とても記憶力が良いのです。
食べ物以外にも小さな金属片や針金、小骨のようなものを集めるカラスもいます。
カラスは人間社会にとけこみながらも野生の習性をきちんともっているのですね。
いざという時の為の貯食行動、カラスが繁殖していくのはこういう習性にも関係しているのかもしれません。
賢く慎重なカラスらしいといえます。
参考図書:カラス(著:杉田昭栄)
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