カラスが集団で眠る理由
繁殖期以外のカラスは、森の中などで集団で寝ます。
それはなぜなのでしょうか?
実は、そのなぞは解明に至ってないそうです。
ですが仮説はあるようなので、その中でも有力だと思われているものを二つ紹介したいと思います。(「わたしのカラス研究」参考)
仮説1. 天敵から身を守るため
鳥にとっていちばん無防備であるねむるときは、安全であることが重要です。
なので、集団で眠ればたとえ敵が襲ってきたとしても群れの誰かが気付けば皆で避難することができます。または、集団の少数が犠牲になってその間に他の多くが逃げることができます。
仮説2. 情報センターとしての役割
たとえば、前日にたくさんの食べ物がある場所で採食した鳥は、翌日も同じ場所へ行く可能性が高く、あまり食べ物にありつけなかった鳥も、翌日この鳥についていけば食べ物にありつけるという説です。情報交換の場所として集団でねむるということです。
この二つのどちらが正しいのでしょうか?
両方正しいのか、それとも全く違う理由なのか・・・。
もし今後、解明されたら追記したいなと思います。
参考:わたしのカラス研究(柴田佳秀著)
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