畑にかかしのようにカラスの死体を置いておくとカラス対策に効果があると聞きましたが本当ですか?
かかしではなく、本物のカラスの死体を畑に置いておくというのはあまり見ためがよろしくありませんが、実際効果はあるそうです。
カラスは視覚にて色々なことを判断する動物ですので、本物の仲間の死体がつり下げられて畑に置いてあれば当然ここは危険だと感じます。
ですが、問題点がいくつかあります。
まず、カラスの死体はなかなか手に入らないということ。
カラスは森などねぐらにて死を迎えることが多いので人間が普段暮らしている場所で死体を見ることは稀です。
たとえ運よく死体を見つけたとしても、そのままカラスの死体を畑に置くだけでは腐っていきますので、内臓などを取り出し高濃度のアルコール漬けにしなくてはならないなどの手間がかかります。これは、一般の方にはなかなか難しい作業といえるのではないでしょうか。
また、カラスを含む日本の野生動物は『鳥獣保護法』により許可なく殺したり捕獲できないことになっています。
もし手に入るとしたら、許可を取得して実験などを行っているところから譲り受けるくらいではないかと思われます。
けれども、実際カラスの死体が置いてあるのはあまりいい光景とは思えませんので個人的にはオススメできません。
人が誰も来ないような山の中で畑をされているという方ならばいいのかもしれませんが。
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