山形県のカラス対策
山形県鶴岡市の鶴岡公園には、平成14年頃から園内の樹木を塒(ねぐら)とするカラスが増え始め、排出する糞やその臭い、鳴き声などによる市民生活への影響が生じてきている。また公園周辺では、カラスに襲われるなどの被害や、大群での飛来による恐怖や景観的な問題も指摘されている。このような状況の下、平成18年12月には鶴岡南高等学校生徒会から「学校及び鶴岡公園周辺に生息するカラスについての対策要望書」が、3,232名の署名を添えて提出された。 これまで市は、ごみの排出方法の指導や防鳥ネットによるごみステーションの適正な管理を促進することにより、カラスの餌となる生ごみを徹底して隔離するほか、糞で汚れた道路の清掃や樹木、電線へのテグス張りなどの追払い対策を進めてきた。しかしこれらの対策は、羽数を減らす抜本的なものではなく、加えて本市に生息するカラスは、郊外に広がる水田地帯やその周辺を主な餌場としている環境から、今後も生息数は増えると予測されていた。したがって、それまでの追払い対策では実施効果が上がらないため、平成19年2月から、本プロジェクト会議を設置し、以後捕獲による駆除対策も加え、庁内関係部課が連携したカラス被害対策を進めてきたものである。
平成24年度 鶴岡市カラス被害対策実施報告書より
山形県でも樹木を塒(ねぐら)とするカラス対策に追われています。報告書によると鶴岡市では「カラストッパー」の前身「カラスなぜ逃げる?」が使用され活躍していると書かれていました。(効果がお役所にも認められています。)
「カラストッパー」は「カラスなぜ逃げる?」をパワーUP開発したカラス対策グッツです。
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