カラスは生きた鳥を襲う
カラスというと昆虫や果物、生ごみを食べるというようなイメージがあり実際それらを食べることが多いのですが、実は生きた鳥を襲って食べることもあるそうです。
とくに都市部には、ドバトが沢山生息していますがそれを襲って食べる姿を目撃した人もいるそうです。
けれどもタカのようにするどいツメを持っているわけではないので、弱った個体や油断している個体でないとそうそう捕まえることができないようです。
ただ、カラスは一匹がと捕らえると我も我もと集団になってくる動物なので一度捕まると逃れるのはなかなか難しいようです。
他にもよく鳥のヒナや卵を襲って食べます。
街でよく狙われるのはツバメの巣で、毎年ツバメの子育てを楽しみにしている人が悲鳴を上げるような状況になることもしばしばあるようです。
また、ヒナが十分大きくなるのを待ってからカラスは襲いにやってくるという人もいるらしいですが、これはヒナが大きくなるにつれ鳴き声も大きくなりカラスにヒナの存在を気付かれることからおこる話のようです。
参考図書:カラスの常識(著:柴田佳秀)
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