あ行:有機栽培用語集

 

IPM

Integrated Pest Managementの略。耕種的、生物的、化学的、物理的な防除法をうまく組合せ、病害虫の発生を経済的被害が生じるレベル以下に管理するシステム

アーチ仕立て(アーチしたて)

アーチは弓状の門のこと。つまり、その形に植物を仕立てるやり方をいう。つるバラやそのほかのつる性植物を誘引し絡ませる。または、生け垣などを直接刈り込んでアーチ状につくり上げる場合もある。

アブラムシ

吸収口で植物の樹液を吸う害虫の一種で、種類がいろいろある。若い茎葉につきやすく、ウイルス病も媒介するので注意が必要。初期の防除が大切。

アレロパシー (あれろぱしー)

1つの生物や植物が離れている他種の生物や植物に影響を与える現象。例えばある種の植物が生えていることが,雑草を抑制したりする現象のこと。

アンモニア態窒素(アンモニアたいちっそ)

っそ・N)は、燐酸(りんさん・P)、加里(かり・K)石灰(せっかい・Ca)とともに、特に重要な肥料成分であるが、これは硝酸態(しょうさんたい)、アンモニア態、有機態(ゆうきたい)の三つに大別される。このうち前の二つは、そのまま植物に吸収されるが、有機態は、微生物の作用でアンモニア態か硝酸態になってから吸収される。

亜主枝 (あしゅし)

主枝から分岐した枝で側枝、結果枝などを着け、主枝と同様に樹形の骨組みとなる枝。

暗渠排水(あんきょはいすい)

地中の壕に穴あきパイプ・そだ・もみがらなどを埋め込んだ暗渠を設け、圃地の排水を図ることをいう。

雨よけ栽培(あめよけさいばい)

トマトやホウレンソウ等の栽培方法の一つで、ビニールハウスで屋根部だけビニールを張ったり、パイプで簡単な雨除けをして栽培管理を行う。病気の発生が少なく、良品多収となる。

畦塗り(あぜぬり)

水田では稲の冷害対策のため、水位高く維持できることが不可欠。そのために畦の高さ維持と漏水防止のため、定期的に畦を整形すること。

穴肥(あなごえ)

追肥を施す方法の一つで、鉄棒などで畦の適当な場所に、深さ12~15cm程度の穴をあけ肥料を施す。果菜類でよく行う。

荒木田土(あらきだつち)

田土と同じ

合鴨農法(アイガモノウホウ)

合鴨(あいがも)を水田に放ち、害虫駆除や雑草防除を行う農法。

秋おち

稲作の場合、はじめは健全であるが、時期とともに次第に生育が悪くなり、下葉から枯れる。同時にごま葉枯病の発生も多くなり、収穫時頃には枯死の状態になってしまう。これを秋おちといい、水田の作土から鉄分が溶脱して、作土が老朽化することによって起こる。

秋落ち田(あきおちでん)

夏過ぎから生育が悪くなり収量が低くなる田んぼのこと

青刈ダイズ(あおがりだいず)

緑肥とする目的に使用するダイズを青刈ダイズという。マメ科植物なので、空気中の窒素を固定させる利得もある。

青枯病(あおがれびょう)

この病気は土によって伝染し、導管部が侵されて先端からしおれ、ついには枯死する。ナス科の作物が連作できない原因の一つになっている。連作を避け、圃場の排水を図り、被害株は早く抜き取って処分する。

赤玉土(あかだまつち)

有機質を含まない赤土の乾燥したもの。水はけ、通気性が良く、反面水もちも良いので鉢物用として使われる。酸性土。

油粕(あぶらかす)

油をしぼり取ったあとの粕(かす)を油粕といい、遅効性の肥料として用いられる。何から油をしぼった粕であるかによって、ダイズ油粕、ナタネ油粕、ゴマ油粕などという。

 

1年生枝 (いちねんせいし)

その年に伸びた枝。2番伸びがなければ1本の棒状である。

1年草 (いちねんそう)

1年以内に開花して、その一生を終わる性質を1年性といい、このような性質の草花を一年草という。 →多年草

EC(いーしー)

Electric Conductivity(エレクトリック コンダクティビィティ)の略で、電気伝導度のことをいう。 土壌中のECを測定すれば、塩類濃度がわかり、作物がどの程度の生育障害を起こすかを判定することができる。

いもち病(いもちびょう)

イネいもち病菌の寄生による病害。普通、葉に褐色・紡錘形の病斑ができ、中心部から白化し、次第に茎や穂に広がる。低温多湿の年に多発しやすい。

いや地

続けて作物をつくった場合に発芽不良を起こしたり、生育が悪くなったりする畑のこと。「いや地が出る」などという。

いや地 (いやち)

土壌に起因するなんらかの生育障害のこと。連作障害のことを指すこともある。

イングリッシュローズ

オールドローズとモダンローズを交配して作り出された、全く新しいバラ。

いちょう病(いちょうびょう)

トマト萎ちょう病、ホウレンソウ萎ちょう病、ゴボウ萎ちょう病などがあり、フザリウム菌によって発病する。

一季咲き(いっきざき)

花の咲く時期が、ある季節に限られている性質のこと。

異型(いけい)

品種本来の性質と異なる作物体(株、個体)

異常主茎(いじょうしゅけい)

トマトの茎が異常に太くなり、果実はなるが肥大しない。このような状態を異常主茎という。原因は、(1)若苗を植えた時、(2)元肥や追肥の過多、(3)1~2段花房に着果しなかった時、などがあげられる。肥料を控え、追肥は1段花房が着果してから施すこと。

移行型除草剤(いこうがたじょそうざい)

葉・茎・根などから吸収され、植物体の各組織に移行拡散して、殺草効果をあらわす除草剤を移行型除草剤という。

移植(いしょく)

育成した苗を苗床や本圃に植えること。通常は播種床→苗床を仮植または移植、苗床→本圃は定植(ていしょく)という。

萎黄病(いおうびょう)

キャベツ、ダイコンなどの重要な土壌病害で、フザリウム菌によって発病する。葉は緑色を失って黄色に変わり、生育が止まってやがて枯死する。

萎凋係数(いちょうけいすう)

土中の水分が減ると、植物は次第にしおれ、しまいには、もはやいくら水を与えても、回復できなくなる。回復できなくなった時の水分の量を、萎凋係数という。

遺伝・遺伝子(いでん・いでんし)

親から子・孫に体の形や色などの形質が伝わる現象を遺伝といい、伝える物質が遺伝子、その本体がDNAである。

遺伝子組換え(いでんしくみかえ) 遺伝子工学(いでんしこうがく)

遺伝子(DNA)を生物から生物に組み換えて、目的とする形質を発現させる手法。育種分野における最も有力な新手法として期待されている。

育種(いくしゅ)

遺伝的な素質を変えて、より有用なものに改良することを育種という。

育苗

種をまき、苗まで育てること

育苗床

水稲育苗で、苗箱を並べる床のこと

一歳植物(いっさいしょくぶつ)

樹木は、発芽から開花・結実するまで数年を要する。ところが、ある樹種や品種では、基本種に比べて非常に早く、1~2年のうちに発芽から開花・結実するものがある。これらを園芸上「一歳植物」または「一歳もの」と呼んでいる。

一代交配種(いちだいこうはいしゅ)

一代雑種=F1。品種や系統の違ったAとBを両親とする子どものこと。(>>>一代雑種)

一代雑種(いちだいざっしゅ)

品種や系統の違ったAとBを両親とする雑種の一代を一代雑種という。また、交配種(こうはいしゅ)とか、F1(エフワン)ともいわれる。

一日花(いちにちばな)

一つの花の寿命がおおよそ1日しかない花のこと。アサガオ、ハイビスカス、ヘメロカリスなど。

一年枝(いちねんし)

生じてから1年未満の枝。春の芽吹き以降に出た枝で、まだ次の春を迎えていない、最も若い枝のこと。

一年草(いちねんそう)

1年以内に開花して、その一生を終わる性質を一年性(いちねんせい)といい、このような性質の草花を一年草という。

一般平坦地(いっぱんへいたんち)

栽培地を分類するうえで、高冷地・冷涼地・暖地などを除く地域で、一般には関東以西の平坦地をさす。

一番花(いちばんばな、いちばんか)

一つの株のうちで最初に咲く花、または花房のこと。通常は草花に対して用いられる言葉。続いて咲く順番で二番花、三番花……となる。

稲WCS(いねWCS)

稲ホールクロップサイレージの略。水稲が成熟する前に、子実と茎葉を同時に刈り取ってサイレージ化した粗飼料(乳酸発酵させたエサ)

陰樹・陽樹(いんじゅ・ようじゅ)

陰樹は日陰や半日陰でよく育つ樹木のこと。アオキ、カクレミノ、カエデ、ツバキなど。陽樹は日なたでよく育つ樹木で、ケヤキ、ハナミズキ、サクラ、ウメ、マツ、サツキ、ツツジなど。

忌地(いやち)

同じ場所で同じ種類をつづけて栽培すると成績がおちる。この現象を忌地、または連作障害(れんさくしょうがい)という。土中の肥料など各種の栄養分のバランスが崩れたり、その一部がひどく少なくなったり、栽培した作物の根から分泌した特殊な有害成分なり、あるいは土中の微生物の具合いや、土の性質の変化など、忌地の原因はさまざまである。

場外流通 (いちばがいりゅうつう)

産地と消費地との直接取引で卸売市場を経由しない流通方式。系統出荷でも市場を通さないものは市場外流通となる。

石ナス

低温期の栽培では、受精が悪いため果実の中に種子ができないまま着果することがある。多くの場合、肥大が悪く石のように硬い果実になる。これを防ぐためにはホルモン剤を利用する。

 

ウィーピング作り

垂れ下がるツルバラを接いで、傘のように仕立てる作り方。

ウイルス (ういるす)

細菌よりもさらに小さく,生きた細胞のみで増殖する微生物。モザイク病などの原因となるもの。

ウイルスフリー

カーネーション、宿根カスミソウ、ユリやイチゴ、サツマイモ、ジャガイモなど株分けや挿し木、接ぎ木、球根等で増やす植物はウイルス病に一度侵されると病気を取り除けない。ところが生長点を培養するとウイルスに侵されていないウイルスフリー株が得られるため、これを増殖し、無病苗として生産販売している。

ウイルス病

ウイルスは一種の病原体で,バイラスと呼ばれることもあり,この病原体による病害は種類も多く,病害のあらわれ方も種々雑多である。アブラムシや接触によって伝染するといわれ,被害株は早く抜き取り処分するとともに耐病性品種の導入やアブラムシの駆除が大切である。代表的なウイルス病として,キュウリモザイクウイルス(CMV)やタバコモザイクウイルス(ToMV)がある。

ウォータースペース

鉢植えの土の表面から鉢の上縁までの空間。潅水の際、水を土中に自然に浸み込ませるためにとる。

うどんこ病

胞子で空気伝染する病害。葉の表面に白い粉が発生し、白い粉で全面がおおわれてしまう。各種作物で発生。

ウリハムシ(ウリバエ)

スイカ、キュウリ等の葉を食害する害虫で、橙色の羽をもつ。

雨前散布(うぜんさんぷ)

天候を見定め、降雨の前に殺菌剤の散布を行う。これを雨前散布という。 病原菌が雨水を得て活動をはじめ、組織内に侵入してから散布しても、殺菌効果は極めて低い。したがって、雨前散布は病害防除の基本であるとされている。

畦(畝)(ウネ)

畑に作物を植え付けるため、間隔を置いて土を筋状に高く盛り上げたところ

上根(うわね)

は地表に近い部分にある根のことをいうが、ユリなどの場合は球根の上にある茎から出る根のこと。生育のための養分を吸収する大切な根なので、球根は深めに植え付ける。

植え傷み(うえいたみ)

植え付け、植え替えをしたときに起こる障害で、一時、生育が止まったり葉が落ちたり、ひどいときには枯れることもある。主な原因は、植え替えのとき根が切られるなどして、水を十分に吸うことができないのに、葉からはどんどん水が蒸散して、体内の水分が不足するためである。植え傷みの比較的少ない時期が、植え付け、植え替えの適期といえる。

畝寄せ栽培(うねよせさいばい)

スイカ・メロン・カボチャなど特に幅の広い畝を必要とする場合に行われる栽培である。これらの這作りは普通3~4mの広畝を必要とし、かつ浅根性なので、畝の土を良い状態に保ち、根を深く伸ばし、追肥を深く入れるなどのために、当初は1/3~1/2の狭畝としておき、蔓の伸びに応じて、2~3回にわたって追肥と土寄せを繰り返して所定の畝に仕上げる。これを畝寄せ栽培という。

畝立て・畝幅(うねたて・うねはば)

畝立ては畑に作物を植えつけるため、間隔をおいて土を高く盛り上げる作業で、その間隔を畝幅といい、作物によって異なる。

内芽(うちめ)

何本もの枝からなる株の、内側(幹側)に向いている芽のこと。

内張りカーテン(うちばりカーテン)

温室やハウスで、夜間の冷え込みを少なくするため、ハウス内部にカーテン式にポリエチレンフィルム等を張る。特に加温時の効果が高く、近年は二重張りが普及してきている。

裏作(うらさく)

主な耕作をし、その収穫後に次の作付けまでの期間を利用して他の作物を栽培すること。例えば水稲の後に大麦を作る時、水稲を表作、大麦を裏作という。

 

A.A.S.(エーエーエス)

オール・アメリカ・セレクションズ=北アメリカ大陸の家庭園芸の普及に向けて、1932年に設立。現在、世界で最も優れた新しい品種が集まる審査会として評価されている。A.A.S.受賞品種に与えられるエンブレムは、家庭園芸のシンボルマークとまで言われ、世界中の育種家の胸をときめかす存在となっている。

F1 (えふわん)

一代雑種ともいい、品種の違ったAとBを両親とする雑種のこと。この雑種から取れた種は播いて育てても同じ形質を持たない。

F1種子(えふわんしゅし)

よい性質を安定させる目的のために異なる品種を交配させた種子のことで「一代雑種」ともいう。最近の市販の種によくみられる。このような種子から育てて自家受粉させ、採種したものを栽培しても同じ形質が現れない。対して自家受粉により同じ形質が代々現れる種子を「固定種」という。

LC50 (えるしーごじゅう)

一定の条件下で薬物を接触させたり,投与し,その動植物の50%が死ぬ濃度のこと。

LD50 (えるでぃーごじゅう)

急性毒性半数致死量のことで、試験動物の半数を2日以内に死なせる投与量(mg)をその動物の体重(kg)で割った数値。数値が低い方がより急性毒性が高いこととなる。当然人間で行うわけにはいかないのでラットやマウスを使用するため、その数値が直接人間に当てはまるかは分からないので農薬の登録にはその観点も考慮し厳しいものとなっている。

MA包装 (えむえいほうそう)

見た目は普通のビニール袋だが、ミクロ単位の穴が空いていて、酸素と二酸化炭素をコントロールし鮮度保持の包装方法。

エスレル

生長調節剤(せいちょうちょうせつざい)の1種で、花数の増加や熟期の促進に効果がある。エスレルは植物に吸収されるとエチレンに変わる。

エンゲル係数 (えんげるけいすう)

家計費に占める飲食費の割合。ドイツの社会統計学者エンゲルが「労働者の所得が増加するにしたがい、飲食費の支出割合は絶えず減少する」法則を発見し、発見者の名前からこう呼ばれる。

栄養系(えいようけい)

開花後にできたタネをまいても、花形・花色などが親株と同じ形状にならないため、挿し木によって増やす系統のこと。

栄養生長(えいようせいちょう)

花や子房などの生殖器官に対し、葉や茎のことを栄養器官という。栄養器官のみを茂らせる生育のことを栄養生長という。

栄養繁殖(えいようはんしょく)

タネでの繁殖に対して、挿し木、接ぎ木、取り木、株分け、組織培養などで繁殖する方法をいう。

液肥(えきひ)

普通の肥料は粉状または粒状であるが、液状の肥料を液肥あるいは液体肥料という。

疫病(えきびょう)

トマトやジャガイモに多く発生する病害で、病害の進み具合いが早くて激しい。葉や茎、果実が黒くなって腐る。

園芸植物(えんげいしょくぶつ)

人が栽培する植物のうち、園芸に利用されるもので、観賞植物、果樹、野菜をいう。大多数が品種改良されたものである。

園芸療法 (えんげいりょうほう)

共同作業で草花を育てることで、コミュニケーションが芽生え,手先を動かすことで農を活性化させるメリットがる。高齢者や身体障害者が良く行っている。

塩化カリ(えんかかり)

加里肥料の一種で、加里成分は60%。記号はKCL(ケーシーエル)。副成分の塩素が、土中の石灰と化合して石灰を流失させ、土を酸性にする欠点がある。しかし、硫酸加里より安価なので、かなりよく使用されている。タバコ、でん粉作物には適さないが、繊維作物に適する。

塩水選(えんすいせん)

主に水稲で、正常な種もみを選別するためにおこなう作業のこと。一定の塩を溶かした水に種もみを入れ、浮いたもみは発芽しない不良もみとして取り除く。

塩積・塩類濃度障害(えんせき・えんるいのうどしょうがい)

化学肥料は各種の無機塩類を伴っている。施肥に伴う土中のこれら塩類は、土壌溶液の濃度をたかめ、その結果として根の養分吸収をさまたげ、さらには根を損傷する。また同時に、土壌の酸性化を進め、地上へは生育に有害な酸性ガスを排出する。 施設栽培の場合、土中の塩類は降雨による流亡もなく、換気も室外のように十分でないため、作物は地下部地上部ともに障害をうけるので、塩積とか塩類濃度障害と称して、特に重視されている。対策には多肥、特に酸性肥料の施用をさけること、石灰の合理的施用、換気や土の過湿・過乾に留意することが大切である。

枝抜き(えだぬき)

樹木の込み合った枝を切り取って整理し、日当たりや風通しをよくすること。「間引き剪定」ともいう。切る場合は、枝のつけ根ギリギリのところで切ること。そうしないと再び発芽してしまい、かえって枝が込み合うことになるおそれがある。

腋花芽 (えきかが)

1年生枝の葉の根本に着く花芽。

 

オールドローズ

現代のバラが普及する以前の半つる性や半野生のバラ。

オンシツコナジラミ

成虫は体長は1.5mm内外でロウ物質に覆われて白色。各種の野菜、花、雑草などの葉裏に寄生して吸汁し生育を悪くする。また、成虫や幼虫の排泄物にすす病菌が繁殖して同化作用を阻止したり、果実を汚染することがある。

お礼肥(おれいごえ)

花が咲いた後や果実を収穫した後に施す肥料。

押さえ床育苗(おさえどこいくびょう)

練り床育苗の変形で、枠の中に用土を均一に入れ、適度の水を加えて平らに押さえ、床を作る。後に必要な大きさにブロッキング(切り込み)をして、種子をまく。

温床育苗(おんしょういくびょう)

苗をつくる場所として、板などで枠を組み、上にビニールトンネルをかけて、醸熱材料(じょうねつざいりょう)や電熱で加温して苗をつくることを温床育苗といい、その場所を温床という。 加温しないものを冷床といい、そこでの育苗を冷床育苗(れいしょういくびょう)という。

温帯性植物(おんたいせいしょくぶつ)

温帯、いわゆる四季があり、暑さ寒さも極端に厳しくなく、1日の日照時間は季節によって変化するものの、極端な差がない気候条件下で生活する植物のこと。

温度較差(おんどかくさ)

昼の気温と夜の気温との差をいう。おおむね10゚Cほどの差が望ましい。夜温が高すぎると呼吸による消粍が激しいなどの悪影響がある。

親床(おやどこ)

たとえば、Aに育っている苗を、別の場所Bへ移植する場合、Aを親床という。したがって、まき床はもちろん親床である。

親蔓(おやづる)

双葉の生長点から最初に発生した蔓を親蔓といい、親蔓から伸びた側枝を子蔓、子蔓から伸びたものを孫蔓という。

置き肥(おきごえ)

鉢植えなどに、練り肥や固形肥料を置く施肥方法のこと。土に混ぜたり、鉢の縁に置いておくと、水やりのたびに溶けてゆっくり効く。

晩生(おくて・ばんせい)

その作物の通常の成長速度より成長、成熟が遅い品種のこと。対して、「早生」「中生」がある。

 

 

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